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​読書室 八月

日時: 2021年8月28日(土) 14:00‐20:00


参加費: 500円 (ワンドリンク付)


案内人: 奥岡莞司


場所: ETHICA  岐阜市八幡町14-3  三輪ビル2F 

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読書室 八月

テーマ「他者を理解するということ」

この頃「エンパシー」という言葉をよく見かける。それはきっと、時代の要請で、この世界に住むわたしたちにとって切実に大切な問題になっているからであろう。では、エンパシーとはなんだろう?

そこにたどり着く補助線として、シンパシーとエンパシーの違いとは? (*)という問いから出発することが有効かもしれない。両者の違いはオックスフォード英英辞典によれば、シンパシーは「1/誰かを可哀想だとおもう感情」「2/ある考え、理念、組織などへの支持や同意を示す行為」「3/同じような意見や関心をもっている人々の間の友情や理解」と書かれている。一方、エンパシーは「他人の感情や経験などを理解する能力」とシンプルだ。つまり、シンパシーは「感情や行為」であることに対し、エンパシーは「能力」なのだ。

今回の読書室では、この他者を理解する能力であるエンパシーを様々な視点から多面的に見つけていけるような選書をしようと思います。選書した本を通してお話ししたり、気に入った本があればその場で読んでいただいたり、そのままお持ち帰りいただいてもOK(販売できない本もあります)、自分にとっての「他者を理解する」ことに関する本を持ってきていただくのも大歓迎!時間制限もございませんので、ドリンク片手に本に関わる時間をゆったりと過ごしてみませんか?

奥岡莞司

おくおか・かんじ

1992年三重県生まれ。2017年より岐阜在住。

沖縄にてホテル運営会社勤務を経て、岐阜の民間まちづくり会社に入社。サンデービルヂングマーケットやロイヤル40等の企画運営を担当した後、喫茶 / 洋菓子 / ギャラリー『サロン・ド マルイチ』立ち上げ。現在はフリーランスで、写真、製菓、企画を中心に横断的に活動している。

KANJI OKUOKA web site

http://sowsowsow.com/

(*)ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー / ブレイディみかこ)

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8月最後の週末は「読書室」で、本とともに静かに過ごしてみませんか。

6月にご好評いただきました「読書室」。8月は本を通じての対話を楽しむ場と、静かに本に親しむお部屋を、それぞれにご用意します。ETHICAがある「三輪ビル」は、樹々が繁る八幡神社と円徳寺に隣接し、街中とは思えないほど、ゆったりとした空気に包まれています。お好きな本をお持ちになり、思い思いにお過ごしになるのも良いですし、一角では、奥岡莞司氏がおすすめの本を取り揃えて皆さんにご案内します。本を介しての皆さんとのお話も、楽しそうです。読書のおともに、菓子屋maruniのお菓子も販売します。

新型コロナウィルスの感染が広まっております。手指の消毒、検温にご協力ください。会場は換気につとめ、状況によっては、入場を制限させていただく場合もございます。

土曜日の昼下がりが豊かな時間となりますよう、皆さんのお越しをお待ちしております。

GALLERY CAPTION/ ETHICA

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