よく見て書く作文講座
vol.3 読み解く
『よく見て書く作文講座 vol.3: 読み解く 』
2024年10月17日(木)
10:30~13:00 【満席】
2024年10月20日(日)
10:30~13:00 【満席】
15:30~18:00 【残席2】
定員:各回4名(要予約)
講師:宇野哲代(ことばの泉 作文研究室)
参加費:2,500円(お茶・お菓子付き)
申込み方法:
ご希望の日時と、お名前と当日ご連絡可能な電話番号をお知らせください。
gallerycaption@gmail.com
キャンセルポリシー:
恐れ入りますが、2日前からのキャンセルは全額ご負担いただきます。
場所:ETHICA (岐阜市八幡町14-3 三輪ビル2F tel 058-207-8899)
『よく見て書く作文講座』の第三弾は、前回までの、目の前の出来事をよく見て文章で描写することから少し趣向を変えて「読解」に挑戦します。短い文章を「よく読んで」、そこから感じたことを文章にします。「読解」というとなんだか難しそうですが、今回は皆さんが、もしかしたら子どもの頃に読んだことがあるような、童話や昔話が題材です。
この講座を開くにあたり、小中学生に交じって宇野さんの教室に潜入体験してきました。久しぶりに読んだ「イソップ寓話」は自分にとって、いつの間にか違う感触のお話に変わっていて、大いに戸惑いました。そこには何十年と生きてきた、それなりの時間の厚みがあり、お話に織り込まれた様々な言葉を読み解きながら、子どもの頃に見ていた世界と、今の自分とが出会うことができたような気がしました。「読み解く(よみとく)」ことは何かひとつの正解を導き出すことではなく、「読み解く(よみほどく)」ことであり、自分の思考も解けていくように思いました。
あらためて読み解くことで、いま書けることがあるのかもしれません。
GALLERY CAPTION/ ETHICA
百年、千年と語り継がれる昔話や寓話には、今も昔も変わらぬ「人の姿」が描かれています。時代によって、あるいは地域によって、お話の受け取られ方は変化しますが、迷ったりねたんだり何かを大切にしたりする人の行動は、今の私たちに通じるものがあります。
今回は、絵画や造形を見つめるように、言葉が作り出した世界を見つめてみたいと思います。「こうに違いない」「こう見るのが正しい」などと決めつけずに絵画を鑑賞するように、固定観念にとらわれずお話を読み解いてみます。講座では、「なぜこう言うだろうか」「こちらの立場から見たら、違うように受け取れる」「〇〇ってそもそも何?」と、皆で考えをやりとりする時間を作ります。そして、各自紙の上で考えを試す旅(試考の旅)を展開する時間を持ちます。
課題は、故宮川俊彦先生の『「名作」で鍛えるトコトン考える力』(毎日新聞社)から選びます。異なる見方を試す面白さを教えてくれた師の、古びない問いかけもお伝えできればと思います。
試考の旅に、うまいも正しいもありません。「試しの時間」を皆さんとご一緒できるのを楽しみにしています。
ことばの泉 作文研究室
宇野哲代
これまでの作文講座
よく見て書く作文講座 vol.2
『よく見て書く作文講座vol.2』
2024年2月23日(金・祝)
10:30~13:00
15:30~18:00【満席】
2024年2月28日(水)
10:30~13:00【満席】
定員:各回4名(要予約)
講師:宇野哲代(ことばの泉 作文研究室)
参加費:2,500円(お茶・お菓子付き)
申込み方法:
ご希望の日時と、お名前と当日ご連絡可能な電話番号をお知らせください。
gallerycaption@gmail.com
キャンセルポリシー:
恐れ入りますが、2日前からのキャンセルは全額ご負担いただきます。
場所:ETHICA (岐阜市八幡町14-3 三輪ビル2F tel 058-207-8899)
2023年6月から7月にかけて開催し大変ご好評をいただきました、宇野哲代さん(ことばの泉 作文研究室)による作文講座の第二弾です。
目の前のものごとを、言葉で描写してみる。
見聞きしたものごとや自分の考えを文章で伝えてみる。
作文を書くことを通じて、言葉で表現することについて、考えてみませんか?
この講座は、上手に作文できるようになることが目的ではありません。
当日は、とあるテーマについて作文していただいた後、皆さんとお互いに読みあって、感想を交換します。
どなた様もお気軽にご参加ください。
ETHICA
宇野哲代さんから皆さんへのメッセージ(2023年6月)
宇野哲代(うのてつよ)
1967年岐阜市生まれ。「ことばの泉 作文研究室」主宰。
2001年、岐阜県瑞穂市に子どもも大人も一緒になって文章表現を楽しむ場を作る。「うまく・正しく・速く・たくさん」書くことよりも、「人・時・場所」をじっくり観察し、ことばに置き換えることを奨励している。
2017年、名鉄岐阜駅近くに移転。「言葉の稼働率を上げ、思考の可動域を広げる」を合言葉に、参加者と「試考作文」に取り組む日々を送っている。